明治維新の後、西郷どんの行方が分からない時期がありました。
庶民にとても人気だった西郷どんがどうしているのかは、常に人々の関心事であり、維新は成し遂げたもののその後の安定しない新政府の元で人々の不安が募っていました。
ちょうどその頃地球に大接近して明るく輝く星が1つありました。
それは、現在では火星だったということがわかっています。
しかしまだこの頃は天体観察の知識が少なかったので、それを見た人々の間では、その星の中に西郷どんの姿が見えたと話題になり、錦絵まで書かれて大ブームになりました。
その逸話を元に明治維新150年目の今年(2018年)、鹿児島名産の大島紬を使って生まれたのが「西郷星」です。
西郷どんの地元の名産であり、西郷どんが奄美大島で過ごした時の島妻・愛加那さんも織っていたのが大島紬です。
そんな関係で、大島紬の柄には「西郷」の名前がついて柄がたくさんあります。
西郷どんが、どれだけ多くの人に愛されていたのかよく分かります。
「世界三大織物」の一つに挙げられるほどの素晴らしい大島紬を身近なアクセサリーとしてお楽しみいただければ幸いです。
タッセルは根付としてブローチは帯止めとしてもお使いいただけます。