アクセサリークラフト作家さくらのブログに
ご訪問ありがとうございます。
(^^)
久しぶりにピンクの生地で桜を作りました。
これは大島紬の現代の生地なので、とても綺麗な色です。
少しだけ見えるでしょうか?柄も素敵なんです!
色んな色の桜を作って見て
やっぱりピンクの生地で桜を作ると
作りながらもほっとするのは
やはり日本人として桜のイメージはピンク!
と言う想いがあるからでしょうか?!
春のおとづれと共に桜が咲き
桜が散ると水田の準備が始めると言うの流れ
昔からの農耕民族として染み付いたものがあるのかもしれませんね。
この春桜が咲く頃知った事実には
鹿児島の大島紬という名の物で
本来の紬の製法のものはほぼ無いと言う事実
紬は本来、クズ繭から作られた真綿から糸を紡いで作る製法です。
今でも結城紬はこの製法で作られるものもありますが
鹿児島名産の紬は、今では糸の作り方が真綿からでは無いそうです。
時代の流れの中で変化していくことは致し方ない事ですが
いつも生地を見ながらどうしてこの滑らかさなのだろう?
この艶はなぜ?と思っていた疑問が一挙に解決しました。
それでも、世界三大織物の1つにあげられる織りの技術は確かなものがあります。
伝統を受け継ぎながら、今に合わせて変化できる
その柔軟さが生き残って受け継がれて行くものなのでしょうね。
素敵な生地を提供してくださる織元さんに感謝しながら
1つ1つ丁寧に作品にしていきたいです。