月別アーカイブ: 2018年7月

プレゼントに、結城紬の桜の額飾り

桜の額飾り

 

 

 

 

 

 

 

『額入りで!』のご要望が多いので

写真撮ってみました。😄

いかがでしょうか?!

 

一輪の桜なので、とてもシンプルです。

額のサイズは、約18cm

 

 

結城紬の桜は、生地のしっとり感が好きです。

落ち着きのある生地なので程よい存在感で

さりげなく日常に溶け込んでくれます。

 

今のお家は、とても壁が少なく

大きなサイズの絵を飾ることが難しですね。

 

でも、このサイズなら壁の少ないお家でも

ぴったり飾れる場所がいくつも見つかります。

 

アクセサリーとして使うだけでなく

インテリアとして

メッセージを添えてプレゼントにもオススメです。

結城紬の桜

薄墨桜

 

 

 

 

 

 

 

結城紬の桜3種類作りました。

ブローチ コームの髪飾り かんざし

淡墨桜が、きれいなピンクに咲いてから
少しずつ色合いを変え
薄墨色に変わりって行く感じの3色です。

はっきりした色合い装いに合わせて頂くと
大人のオシャレを楽しんで頂けます。

2つのつぼみは、角度を変える事が出来ます。
着けた感じで、調整していただけます。

結城紬桜のブローチ

結城紬桜のブローチ

 

 

 

 

 

結城紬で新しい桜のブローチを作りました。

今までよりお洋服のワンポイントに、スッキリとした印象で使っていただけます。

 

お花の形は今までと一緒で、花芯に淡水パールを使い
その周りに装飾ワイヤーを施しています。

花びらも装飾ワイヤーで形作っています。

 

新しくなったのは、蕾の作り方を変え

葉っぱもの作り方を変えたところです。

今までのコロンとした蕾も良かったのですが

お花とのバランスで、もっと違う表現に変えたい!と思い

 

思い切って、蕾も装飾ワイヤーで作りました。

この方が統一感も出せて、今まで以上にまとまりが出せました。

 

一番苦労していたガクも作り方を変えた事で

形が綺麗に整いました。

 

葉っぱは、2枚重ねから1枚仕上げに

こちらもすっきりの印象が出せました。

結城紬の小鳥の髪飾り

結城紬の小鳥

 

 

 

 

 

 

 

小鳥が和やかに飛んでいる姿

見ているだけで和みます。

何かおしゃべりでもしている様な楽しげなさえずり

結城紬の絣の生地に色生地を組み合わせました。

翼の部分には、色生地を囲むように

装飾ワイヤーを使っています。

1粒つけた天然石もワンポイントです

花火大会を見に行く浴衣姿に

結城紬で大人のおしゃれをして見ませんか!

 

和布で作品を作るようになったきっかけは思川桜でした

和布の美しさを活かして

オリジナルの1点もので

日本らしい雰囲気を楽しんで欲しい

そんな思いで作品を制作しています。

思川桜

 

 

 

 

 

 

和布との出会いは

「桜の花を作って欲しい。できれば小山市固有の思川桜を!」

そんなご要望を頂いたことでした。

 

引越し先のここで知り合いを作るべく

異業種交流会に参加した時に、このご要望をいただきました。

引っ越したばかりの私は、思川桜を見た事が無かったので

どんな桜か調べるところこからのスタートでした。

 

思川桜は、栃木県小山市固有の10枚の花びらのある可憐な桜です。

それを形にする時には、何を使って作ろうか?!考えていると

小山市の特産品である結城紬に、思川桜で染めた生地があることがわかりました。

 

これなら思川桜を作るのにぴったり!

それまで作っていたヨーロッパのワイヤー作品に和布を組み合わせて

ここから和布を使った作品を作る様になりました。

 

作品を作っている間に、お客様からのご要望で、色々な生地を使って作品を作るようになって来ました。

京都西陣織・鹿児島の大島紬・縮緬と使う生地も増えて来ました。

どれも日本の着物文化を支えて来た和布達です。

生地の質感・つや・染めの技術・織の正確さ・金襴の華やかさ・紬のしっとり感

どの生地にもそれぞれの良さがあります。

 

今では着物離れが進み、目にする機会が減ってしまった和布を

新しい形で、身近にお届けする事で

和布の良さを再発見して頂くきっかけにして欲しい

と言う願いも込めて1つひとつ手作りしています。

 

手作りなので、たくさん作る事はできません。

だからこそ、手に取ってくださったあなただけのオリジナルです。

日本のシルクロード

日本のシルクロードと呼ばれる道があることをご存知ですか?

まゆ玉

 

 

 

 

 

 

絹織物を使った作品を作っているので、これはとても気になりました。

シルクロードというからには、絹が運ばれた道であり

その道中は、きっと栄えた街々があったのだろうと想像します。

 

いったいどこなのだろうと見ていくと

群馬県高崎市から八王子を通って神奈川県の横浜まで続く道でした。

今の八高線とほぼ同じルートになり、

さらに八王子から横浜まで伸びています。

絹糸

 

 

 

 

 

 

この街道は、絹が貴重な輸出品だった頃、海外へ輸出する為に

絹の産地であった群馬県から横浜港までのルートでした。

 

 

日本のシルクロードと呼ばれるのに、どうして東京を通過しないのか

不思議に思いましたが、国内消費のためでは無かったので

東京を通る必要がなかったのですね!

 

バラのブローチを結城紬で作る

バラのブローチ丸

 

 

 

 

 

 

 

 

バラのブローチ
香りまで届けたい!

あなたの好きなお花は何ですか?

私は、バラと桜がお気に入りです。

たっぷりの花びらのあるバラ
剣咲きのシャープな花
カップ咲きのふんわりした花
そして、原種に近い花びらの少ない可憐な花

バラにもいろんな形があります。

どれも個性的で魅力を感じます。

そしてもう1つ

バラの香りもとっても好きです。
バラぼ香りを嗅いでいると
とても贅沢な気分になれますよね!

香りまでイメージできる様な
バラを作れたらいいなぁ!

緑の桜 知っていますか?

緑の桜ギョイコウ(御衣黄)緑の桜があるのを知っていますか?!
緑の桜ギョイコウ(御衣黄)と言います。

ソメイヨシノより遅く咲く花です。

実際のお花は、八重咲きで花びらが10〜15枚あります。

咲き終わる頃には、中心からやや赤みを帯びてくるのが特徴です。

この色合いなら、暑い夏でも涼やかに使っていただけますね!

お花の部分は、結城紬を使っています。

タッセルも爽やかな水色を合わせました。

ブローチと着物用の根付に仕上げ予定です。

結城紬の桜。。。髪飾りに仕上げます。

結城紬の桜結城紬の桜を作っています。

どちらも髪飾りに仕上げていきます。
髪に飾るので、手前の淡い色でも華やかな髪飾りになります。

チェックの生地は、モダンな着物に合わせていただいた方がいいかもしれませんね。

「小紋に合わせて見たい!」というお声もいただきました。
帯飾りとして小紋に合わせるときは、帯をシンプルなものにして頂くとスッキリまとまります。

取り合わせを考えるのも着物の楽しみですね!

優しいお色の手前が結城紬の中でも石下と呼ばれる機械織りの生地です。

奥の大胆なチェックが全て手作業で織られている本場結城紬です。

こうしてみると、区別がつきにくいかもしれませんが、実物を見ると生地の光沢、滑らかさなど全く違っています。

ぜひ、実物を見て結城紬の良さを知ってください。

結城紬について

いつも作品に使っている結城紬について調べて見ました。

生い立ちや特徴などを知るとまたまた結城紬に愛着が湧いてきます。

結城紬・織

結城紬

結城紬は日本三大紬の1つです。
茨城県結城市及びその周辺並びに栃木県小山市(旧絹村)及びその周辺で織られています。
元々養蚕が盛んな地域だったので、農閑期の副業として織られていました。

紬の特徴

紬は、繭を煮て柔らかくして広げ真綿にし、そこから手紡ぎで糸を作っていきます。
この為、ふんわりと柔らかくたくさんの空気を含むことが出来ます。
手紡ぎなので糸の太さは不揃いで、所々に節があるのが特徴です。

本場結城紬

 本場結城紬は、全ての工程を手作業で、行う伝統的な技法を継承している絹織物で国の重要無形民俗文化財やユネスコの無形文化遺産に登録されています。

 

 

縦糸横糸共に紡ぎ糸を使い、着物の柄となる絣模様は手くびりにより付けていきます。織りには経糸を腰で吊るしめばたと呼ばれる織機を用いています。

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