結城紬との出会い2

結城紬との出会い1からの続きです。

本場結城紬のイヤリング

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな中で結城紬の良さを知っていくにつれ他の作品も作ってみようと織元さんの所へ通い生地を分けていただくようになりました。

その頃目に留まったのが、ショール用に織られた目のあらい透け感のある生地でした。

織り目が荒く織られているので、ちょうどふるいの編み目のような生地

ピンク色が綺麗だったので思わず一目惚れ!

(だって、思川桜染めがおピンクじゃなかったから
ピンクに出会えて感激したのです。)

今度は何に仕上げよう?
そう思いながら、生地を斜めに伸ばして見たり丸めて見たり

色々いじっているうちに

これはコロネだ! キラリ〜

閃きとともに、パールを組み合わせたピアスを作ることに決定しました。

 

タイミングよく作品を置いてくださるお店(甘味 カフェ)が見つかり、結城紬で作ったブローチや髪飾りなどをお店に置いていただきました。
(実はこのお店も異業種交流会にいらしてたAさんが、ここならいいかも!と教えてくださったのです。感謝!)

作品をもいていただいて、どれくらい立った頃だったか
私が作ったピアスを買って下さった方がいらっしゃいました。

でも、その方はピアスの穴がなかったので
イヤリングに金具を交換して欲しいと言う希望だったので

お店から
「金具の交換できますか?」とご連絡をいただきました。

金具を変えるだけなので
「もちろん大丈夫ですよ!」とお返事して
お店からピアスを預かり金具をイヤリングに交換して
お客様に郵送させていただきました。

お送りする時に、住所を見るとなんだか近いような感じがしたのですが
引っ越した土地なので、土地勘がなくそれ以上深くは考えていませんでした。

私が金具を交換してから数日後

また、お店からお電話がありました。

金具交換してお送りしたのに何か間違いでもあったかしら?
そう思って出て見ると

「お客様が連絡先の電話番号を知りたいとの事ですが
お知らせしてもいいですか?」

との事。

何か納得できない事でもあるのかしら?
それなら聞いて見なくては!

と思い
「電話番号をお知らせして頂いて大丈夫ですよ!」
とお店の方にお伝えしました。

それから程なくして
イヤリングを納めさせて頂いたお客様(Wさん)からお電話をいただきました。

Wさん「どうもお近くにお住まいのようなので、今度会いませんか!」

私「もちろん、いいですよ!」

女同士家も近いと言うことで、そんな初電話の後
すぐお会いすることになりました。

Wさん「なんか私と同じ匂いがすると思ったのでお会いして見たかったんです!」

私「同じ匂いしますか?」

Wさんは、洋裁をされる方
作品は違えど、手作り仲間という事で
初めて会ったと思えないほど話が弾み
その後もお付き合いをしていただくことになっていきます。

 

。。。。つづく

 

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