結城紬の中でも石下と呼ばれる機械織りの生地たちです。
夏に向けて、若い方にも気軽に使っていただけるブローチに仕上がりました。
カジュアルなジーンズにも合わせて楽しんでいただけます。
本場結城紬が手紡ぎ・手織りなのに対して紡ぐ工程や織る工程を機械化して大量生産できる様になったのが石下です。
産地も若干違い茨城県常総市で多くが織られています。
着物の需要がピークに達した頃には、人手では追いつかずにこうした技術面での変化も必要だったのでしょうね。
生地としての評価は高くスーツの生地やファブリック生地として用いられたり、パリコレでも使われているそうです。
パステルカラーだけを集めると着物の生地というのは分からないほど可愛らしい作品が作れます。
それでも、花びら1枚づつの小さな生地を見てもちゃんと紡ぎである事はわかります。