大島紬の次の担い手を育てるべくクラウドファンティングを活かして活動を始めた若手の方々からお話を聞く機会がありました。
最盛期の時に比べると1.3%に落ち込んでいる生産量なのでしょうです。
そんな風に生産量が減ってしまうと後継者問題も多くな課題となり、いかに技術を伝承していくのか、これから先、大島紬が残せるのか瀬戸際にきているそうです。
若手が育つためには、織り上げるごとに生活が成り立つだけの収入も必要です。
一枚の反物を完成させるまでには、30近い工程があり織り上げるまでには、半年以上の月日が必要です。
しかも、一人で全行程を作ることが出来ないので、それぞれ専門も肩の分業制です。
どのパートが欠けても継承出来なくなってしまいます。
20代30代の若手は今30名程しかいないそうです。
世界三大織物の大島紬は世界一緻密な織物と言われています。その技術をぜひ、後世に残せるように応援して行きたいです。